『秘密基地vol.5』(6/11)演者紹介②:小辻太一

5 6月

ジャグラーのコツジです。

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過去二回、ピントクルの秘密基地を見させて頂いて、かつてこれほど攻めたジャグリングライブがあっただろうかと密かに衝撃を受けました。新しいジャグリングを産もうとしている、まさに実験的、現代的なオムニバスライブだと思います。

そのような場所で好きなだけ遊べたらどんなに楽しいだろうと思っていたら、運良く出演の機会を頂けました。

当初は3つのコンセプトを準備していましたが繋げたらとんでもなく長くなってしまったので、最終的には2つとなりましたが、結果的には見やすい内容になったと思います。

さて、今回のコンセプトについて、
まず1つは、体がボールになる、です。
ファンタジーですね。
同時に、体が道具になる/道具が体になる、は身体的ジャグリングを考えるときの1つの命題だと思います。決して簡単には解けないテーマですが、まずは分かりやすい切り口で取り掛かってみたのが今回の作品前半部です。

もう1つのコンセプトは、ジャグリング中の身体の動きです。
アバウト過ぎますね。
これはWSの説明に書いた通り、ジャグリングで通常見られる「必要最低限の動き=Best」という考え方を捨て、「必要」以上に動いた時、どんな価値/良さが生まれるのかという実験です。これについてはだいぶ前から取り組んできており、その改良版が作品後半部です。
同時に、ダンス的(振り付け的?)な構成を意識しています。

以上、ゴタゴタ書きましたが結局はやりたいことをやった感じです。
難しいことは全部忘れて本番を見てください。そして、これはいいな とか、ピンとこないな とか、なるほどなぁ とか気楽な感想を持つ。それが秘密基地の楽しみ方だと個人的には思っています。

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