『秘密基地vol.7』演者紹介4 パ技ラボ(パフォーマンス技術研究会)

こんにちは、パ技ラボ(パフォーマンス技術研究会)のメンバーの、斎藤と申します。

Juggling Unit ピントクルとの関係は、2016年3月の『像と響』という公演の準備をしていた2015年の暮れ頃からなので、だいたい丸2年になります。この「秘密基地」シリーズも、vol.5あたりから照明で関わってきました。

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今回のパ技ラボのタイトルは『Remote Lighting』です。けっこう直球のタイトルで、やることとしては「東京から京都の照明を操作する」ということです。

私はこの春から東京で会社員をするようになったのですが、これからも舞台照明に関わっていきたいと思っています。
そこで思ったわけです。照明を遠隔地から操作する仕組みを作れば、東京に居ながらにして舞台に参加できるじゃないかと。

技術的なキーポイントとしては、「インターネット越しに」照明が操作される、という部分です。
実は、(インターネットではなく)ローカルのネットワーク内であれば、既にいろいろな技術が確立されています。劇場内であれば、客席に座っている人がスマホから舞台照明の操作をすることも、(実用性はさておき)それほど難しくありません。

しかし、物理的に数百km離れた場所からの操作ということになると、インターネットを経由するほかありません。
そのための仕組みを、今回作ったわけです。

……と言っても、C++等の言語を操れる本格的なプログラマーが今回参加していないため、仕組みとしては、「既存のソフトウェアの組み合わせ」ということになります。

それでも、机上の議論から始めたものを舞台に乗せるまでには、いろいろな課題をクリアしなければなりません。
たとえば、舞台に乗せる以上、この演目で何が行われているのか、お客様に分かるようにしなければなりません。
ただ「照明の明るさが変わる」という結果だけを提示されても、その場で操作しているのか、本当に東京で操作しているのか、分からないですよね。

なので、Skypeで中継を行うとか、そうするとカメラの画角はどうするとか、Skype回線と照明を操作する回線は別々の方がいいのかとか、京都にいる照明さんとはどのように連携するのかとか……、色々な課題に発展していくわけです。それらを一つ一つ解決していって、ようやく本番にこぎつけることができます。

技術としては小さなものでも、それをナマの舞台に乗せるとはどういうことなのか、身に染みて感じられる日々です。

ところで、こういうことに興味のある皆さんは絶対に疑問に思うでしょう。
「東京から操作して、どれくらいタイムラグがあるの?」

…それは是非、本番を見に来てください。何らかの参考にはなると思います。
ついでに、他の演目も含めて、小劇場で行われるジャグリングイベント、という催し全体を楽しんでいって頂ければと思います。

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12月公演情報

Juggling Unit ピントクル主催 オムニバス公演『秘密基地vol.7』

特設サイトはこちらから

vol.7表

【秘密基地シリーズとは】
3~10分ほどの短編のジャグリング演目をオムニバス形式で上演するシリーズ公演企画。 ステージや野外などとは異なる小劇場という空間で、どのようなジャグリングを体験する/してもらうことができるのかを、時には真剣に、時にはふざけたりもしながら追求していく、実験的な公演です。

【日時】
2017年
12/16(土) 14:00~ / 19:00~
12/17(日) 13:00~ / 17:00~

【出演者】
小澤駿弥
ゴ〜チョ
中西みみずと愉快仲間たちver.4
パ技ラボ
ヤスナリ
横濱ハッピーターン
ヲサガリ

【会場】
スタジオヴァリエ
京都府 京都市左京区吉田二本松町20-1
公式サイト

【地図】


【料金】
一律1500円

【スタッフ】
舞台監督: 稲荷(十中連合)
照明: 渡辺佳奈
音響: 道野友希菜
チラシデザイン: 山下萌子
MC:冨迫晴紀

【予約】
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